日本の春と言えば“桜”そして桜と言えば“花見”ですよね。
特に東京は大都会でビルが乱立しているイメージが強いですが、意外にも公園や川岸、道沿いなど色々な場所に桜の名所があります。
至るところに桜が咲いているためどこでも気軽にお花見を楽しめますが、いざ本格的にお花見にいこうと思うと選択肢が多くて迷ってしまいますよね。
そこで今回は、お花見におすすめな東京の桜の名所、穴場スポットを紹介しますので是非参考にしてみてください。
『目黒川』(目黒区)
目黒川沿いの並木道ですが、桜の名所として人気の高いスポット。
大きな公園などはありませんが、河川敷を歩きながら見る約800本の桜は圧巻です。
夜になると提灯を吊るして明るくなりますから、夜桜も楽しめます。
イルミネーションやスポットライトの煌々とした明かりとはまた違った、風情のある夜桜は一見の価値がありますよ。
『隅田公園』(墨田区)
ここでは、隅田川を挟んだ公園に約640本の桜の景色が楽しめます。
江戸時代に、“暴れん坊将軍”で有名な、8代将軍・徳川吉宗が植えたのが始まりと言われています。
公園の間を通る、隅田川に屋形船を浮かべて見る、両岸の桜はまさに絶景です。
『新宿御苑』(新宿区)
約65種1300本の桜が一面に咲き乱れる景色には感動の一言。
ここの桜は品種が多いため、それぞれ開花時期が少しずつ異なり、長い期間桜が見ることができるのが嬉しいところ。
時期によって見られる種類が違うのも楽しみの一つです。
3月下旬から4月上旬の“ソメイヨシノ”そして4月上旬から4月下旬の“八重桜”の2つの時期は特におすすめです。
『千鳥ヶ淵公園』(千代田区)
ご存知の方も多い桜の名所です。
皇居西側のお堀端にある場所にソメイヨシノやヤマザクラなど、約170本が咲き誇っています。
皇居周辺の独特な、穏やかな空気も相まって、都会の喧騒を忘れさせる美しい景色を楽しむ事ができます。
『六義園』(文京区)
六義園のシンボル“シダレザクラ”は、高さ約15m、幅約20mの大きな桜に薄紅色の花が特徴。
滝を彷彿させる様に流れ落ちる景色は見事の一言です。
夜には、期間限定のライトアップがされて昼間と違い、幻想的な世界に浸れます。
シダレサクラ以外にも10種類の桜が咲いていますので、色々な桜が楽しめます。
『播磨坂』(文京区)
元々は、江戸時代の松平播磨守の屋敷の跡地にちなみ“播磨坂”と名付けられたのが始まりの坂です。
東京都全区を花で埋める運動の一環で約150本の桜を植えたことから、地元の人々の手で桜並木に成長させて現在に至ります。
3月の月末には車両が通行止めになり歩行者が存分に鑑賞出来る様に工夫されていますから、桜を眺めながらの散歩にはイチオシの場所です。
会社や学校の新歓時期というのもあり、
『花見=宴会』
というイメージがになりがちですが、仕事帰りや散歩中に一息つきながら見るのも癒しになり明日からの活力になるものです。
これからの時期、桜と共に新しい季節を楽しみましょう。
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