雨の日に気になることと言えば湿気。
特に梅雨は毎日のように雨が降り続きますから、どうしても部屋の中がジメジメしてしまいがちですよね。
エアコンや除湿機を回せば良いのですが、高性能なものは高いし電気代もばかになりません。
そこで今回はなるべくお金を掛けずに除湿できる方法をご紹介したいと思います。
体にもい財布に優しいエコな方法を仕組みもふまえて色々とご紹介しますのでぜひ参考にしてみてください!
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新聞紙は吸湿性バツグン!
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最も手軽で効果があるのがコレ!
新聞紙を使った除湿法です。
やり方はいたって簡単で、新聞紙をくしゃくしゃっと丸めて部屋に置くだけ。
新聞紙はその構造・性質上繊維のスキマが多いため他の紙よりも圧倒的に水分を吸収しやすいんです。
だから湿度の高い部屋では置いておくだけで吸湿効果があるんですね。
洗濯物を干している場所の下に敷いたり、靴箱の中の靴に丸めて入れたりと湿度の高いところに集中的に置くと更に効果ありです。
また段ボールも新聞紙と同じように吸湿効果が期待できるので、家具と壁の間などに置いておくと良いですよ。
粉洗剤のふたを開けるだけ!
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意外かもしれませんが、粉洗剤は優秀な除湿剤に早変わりするんです。
洗剤の入った容器を少し開けるだけで、みるみる内に湿気を取ってくれます。
内ぶたが残っていたらえんぴつなどで小さい穴を空けても良いですね。
そういえば普段から洗剤って時間が経つと水分を吸って固まっていますよね?
固まっても洗剤としての効果は変わらないので、そのまま使えて経済的です。
除湿だけじゃなく洗剤の良い匂いも漂わせてくれるので、お気に入りの洗剤で試してみましょう。
コーヒーで手作り除湿剤!
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コーヒー好きな人におすすめなのが、コーヒーで簡単に除湿剤を作る方法。
焙煎されたコーヒーは表面が炭のような状態になっていて、吸湿効果が期待できるんです。
飲み終わった後のコーヒーがらをよく乾燥させて包むだけなので手間もかかりません。
包む袋にはフィルターが使えるので、使い終わったフィルターも一緒に乾かしておきましょう。
消臭効果もあるので、靴箱の中やトイレなど匂いが気になるところに置いておくと効果的ですよ。
ペットボトルで理科の実験!?
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理科の実験のような理論的な除湿方法が、凍らせたペットボトルを使う方法です。
私たちの周りにある空気は水分が水蒸気として含まれている状態です。
空気は温度が高ければ高いほどたくさん水分を含むことができ、逆に低くなると含むことのできる量も減ります。
そして限界まで水分を蓄えてそれ以上含めなくなると余った分が水滴となって現れるんですね。
これが「飽和水蒸気量」というやつでした。
冬場の窓際で結露が起きるのはこのためです。
そこで凍ったペットボトルを部屋に置いて、扇風機などでペットボトルに向けて風を送ってください。
凍ったペットボトルの周りの温度はとても低くなっていますから、すぐに限界量に達して大量の水滴が現れます。
水分をたくさん含んだ空気を扇風機の風で温度の低いペットボトル周辺に集めることで、空気中の水分を効率的に水滴に変えられるわけですね。
水滴となった水はペットボトルの表面に大量につきますから、ペットボトルの下には受け皿などを置いてくださいね。
また保冷剤があれば保冷剤でも同じ方法が使えますよ!
やっぱり換気が一番!
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やはり部屋の中の湿気を追い出すには換気が一番です。
換気扇を回すだけでは不十分なので、晴れた日にはしっかりと窓を開けて空気の入れ替えをしましょう。
効率よく空気を交換するには入口と出口を作って空気の通り道を確保すること。
部屋の対角線上にあるドアや窓を二ヶ所を開けてあげることで空気がスムーズに流れていきます。
雨の日は反対に湿度が上がるので窓などは閉めておくのが無難です。
いかがでしたか?
今回は梅雨や雨の日に使える、お金をなるべくかけずに除湿する方法をお届けしました。
ここで紹介した方法をうまく駆使して、節約しながらも雨の日を快適に過ごしてくださいね!
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