東京と言えば高層ビルが立ち並ぶ世界的な大都市のイメージですが、同時に今でも下町文化が残る伝統的な町でもあります。
日本中でも特にお祭りが多いのも東京の特徴ですよね。
有名どころだけを挙げても神田祭、山王祭、天王祭 鳥越祭、深川祭などなど…まだまだ数えきれないほどのお祭りが毎年開催されています。
そして5月と言えばなんといっても浅草の三社祭!
日本全国だけでなく海外からの観光客も大勢訪れる、東京を代表するお祭りです。
今回はそんな三社祭の魅力や2015年の開催内容についての情報をたっぷりとお届けします。
家族や友人同士で観光したり恋人のデートにも最適なので、5月に楽しいイベントを探している人は必見ですよ!
出典:http://www.gotokyo.org/
三社祭とは?
三社祭とは浅草神社で行われているお祭りで、正式名称を「浅草神社例大祭」といいます。
その歴史は古く、なんと始まりは正和元年(1312)と言われています!
浅草神社は明治以前は浅草寺と一体となっていた時期もあり、もともとは浅草寺のお祭りとして行われていたんです。
昔は「観音祭」や「浅草祭」などとも呼ばれ、江戸っ子に愛されてきた伝統あるお祭りです。
三社祭の日程は?
現在の三社祭は毎年5月の第3週の金、土、日曜日に行われています。
2015年の日程は5月15日、16日、17日の3日間になります。
3日間とも違った見どころがあるので、それぞれ要チェックです!
三社祭の見どころ!
初日:大行列
出典:https://tokyodiarywp.wordpress.com/
初日の見どころはなんといっても名物の「大行列」でしょう。
お囃子屋台・鳶頭木遣り・びんざさら舞・白鷺の舞などが行列をつくって浅草の町を練り歩く姿はここでしか見られません。
「びんざさら舞」は無形文化財にも指定されていて、奉納が浅草神社で行われます。
大行列のルートは決まっているので画像を参考に事前に確認しておきましょう!
出典:http://www.asakusajinja.jp/
※大行列は雨天中止なので要注意!当日は晴れることをお祈りしましょう
2日目:町内神輿連合渡御
出典:https://tokyodiarywp.wordpress.com/
2日目の見どころは「町内神輿連合渡御」です!
浅草氏子44の町会の約100基にも及ぶ神輿が浅草神社でお祓いを受けたあと、担ぎ手たちにとよって威勢よく運ばれていきます。
三社祭と言えばこのお神輿を想像する人も多いかもしれませんね。
100基ものお神輿が担がれていくさまは大迫力で、まさに圧巻の一言です。
三社祭の名物とも言えるものなので、これを見なければ本当の三社祭りは味わえません!
3日目:本社神輿各町渡御
出典:https://tokyodiarywp.wordpress.com/
最終日の3日目には「本社神輿各町渡御」があります。
浅草神社に3基ある本社神輿が早朝6時の宮出しからはじまり、各町会を順に巡っていきます。
前日の100基神輿とはまた違った、より申請で厳かな雰囲気を感じられますよ!
お祭りの楽しみ縁日もあります!
お祭りと言えばみんなが楽しみにしているあれ、縁日の屋台も三社祭では数多く出店しています!
はっきりとした時間は決まっていないようですが、早朝から各祭事や催しが終わって以降も遅くまで出店している店が多いので、時間のあるときにちょっと寄ってみても楽しめますね。
最近は定番の粉物やお菓子だけでなく、各国の変わった料理が味わえたりゲーム類も充実していますから、家族連れや友人同士で楽しんだり、カップルの縁日デートなんていうのも良いですね。
交通規制はあるの?
三社祭では最終日に交通規制が敷かれます。
時間帯と交通規制場所は以下の通りです。
・11:00~19:00…並木通り、馬道通り、二天門前通り
・18:00~19:00…雷門通り
詳細な交通規制ルートは画像で確認してください。
出典:http://www.keishicho.metro.tokyo.jp/
交通規制が無い日、時間帯でも三社祭の期間中は周辺が大混雑しますので、近くに予定のある場合は迂回するか公共交通機関でアクセスするのがおすすめです!
今回は浅草の三社祭の魅力についてご紹介しました。
三社祭では他のお祭りでは味わえない“江戸っ子の粋”が感じられる見どころが満載です。
名物のお神輿を見るもよし、縁日の屋台で食べ歩きを楽しむもよし…
楽しみ方も色々あるので、家族や友達、大好きな恋人とのデートに訪れてみてはいかがですか?
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