寒い寒い今日この頃……
つい家にこもりがちになってしまいますが、
今の時期にしか楽しめないイベントも沢山あります。
代表的なものといえば
『さっぽろ雪まつり』
などがありますよね。
北日本最大の都市札幌での一大イベントであり、
もはや冬の風物詩とも言えるようになっています。
ところで、雪まつりといえば札幌の印象が強いと思いますが
実は雪まつりは札幌以外にもあるって知っていましたか?
なんと西日本の京都などでも行われるほど、
全国的に広がっている文化なのです。
せっかくなので今回は
『札幌以外の雪まつり』に焦点を当てて、
いくつか紹介していきたいと思います。
弘前城雪燈籠まつり
(出典:www.michinokugodai.com)
・開催日:2月7日~11日
・場所:青森県/弘前市
長くて厳しい冬を楽しく演出しようと市民手作りで行われます。
厳冬の夜に雪化粧した天守閣と老松がライトアップされます。
本丸から岩木山に伸びる蓮池の周りに
ローソクを灯したミニかまくら約300基が並び、
雪と光の幻想的な雰囲気に包まれます。
メイン会場では、歴史的建造物などをかたどった大雪像や、
大きな滑り台が作られたりもします。
いわて雪まつり
(出典:blogs.c.yimg.jp)
・開催日:1月31日~2月8日
・場所:岩手県/岩手郡
期間中はステージショーや花火の打上げなど
連日様々なイベントが繰り広げられるため、
30万人もの観光客でにぎわいます。
毎年恒例の滑り台や馬そり、スノートレインといったアトラクションや、
かまくらの中でジンギスカンを食べられたりと
参加すれば大満足は間違いないでしょう。
日が暮れると、雪像や氷像は色とりどりの照明でライトアップされ、
幻想的な空間を演出します。
横手かまくら
(出典:jreast.co.jp)
・開催日:2月15日~16日
・場所:秋田県/横手市
「かまくら」は400年の伝統を誇る水神様をまつる
小正月行事であることをご存じでしたか?
この横手かまくらでは、かまくらの中で子供たちが
「はいってたんせ(かまくらに入ってください)」
「おがんでたんせ(水神様をおがんでください)」
といいながら、甘酒やお餅を振る舞ってくれます。
祭り期間中は市内に100基ほどできるかまくらの中で
甘酒やお餅などを食べながら、夜が更けるのも忘れて
“話っこ”に花が咲きます。
雪の中の温かさを楽しむことができるお祭りです。
上杉雪灯篭まつり
(出典:blogs.c.yimg.jp)
・開催日:2/14~15
・場所:山形県/米沢市
米沢は戦国大名の上杉氏が最後に城下町を築いた町です。
そこにキャンドルタワーや鎌倉が多数作られ
幻想的なのにどこか懐かしい雰囲気を味わうことが出来ます。
只見ふるさとの雪まつり
(出典:www2.fun.ne.jp)
・開催日:2/14~15
・場所:福島県/南会津郡
なんとこの雪まつりでは花火が上がります。
夏の風物詩と冬がどうマッチするのか行ってみてのお楽しみですね。
演劇やダンスも開催され有名な芸能人も参加したりと
華やかなイベントです。
十日町雪まつり
(出典:okustar.com)
・開催日:2/20~22
・場所:新潟県/十日町市
その歴史は古く、昭和25年から続くイベントであり
「さっぽろ雪まつり」よりも早くに住民が主体となって開催し
「現代雪まつりの発祥」を名乗っています。
個性的な作品に加えてライトアップも豪華です。
いかがでしたでしょうか。
調べてみればこんなにもある全国の雪まつり。
定番の札幌もやはりすごいのですが、
あえて“別の雪まつり”に行ってみるのも通っぽいですよね。
中には開催期間が限定されていて
ほんのひと時しか楽しめないものもありますから、
どれか一つでも気になったものがあれば
コタツから足を抜き寒さを楽しんでみるのもアリですね。
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