札幌の雪まつり前後に食べたいラーメンの名店をエリア別に一挙紹介

グルメ

 

 

北海道の冬を代表する一大イベントと言えば

『さっぽろ雪まつり』

ですね。

大小様々な雪像が並ぶメインの“大通会場”に加え、“すすきの会場”の氷の彫刻、“つどーむ会場”では氷のすべり台やチューブスライダーなど北海道の冬を満喫できる仕様になっています。

しかし、思いきり雪まつりを満喫した後は、身体は冷え切ってしまうもの。

となれば札幌グルメで美味しく身体を温めたいですよね。

食の宝庫北海道には美味しいものがたくさんありますが、身体を温めるとなるとやはり

『ラーメン』

が一番です。

ラーメン大国北海道の中でも特に激戦の札幌には美味しいラーメン店が至る所にありますが、今回は雪まつりを楽しむ前後に行きやすい、会場からのアクセスも考えた上でおすすめのお店を紹介していきたいと思います。

 

 

会場からのアクセス

 

 

雪まつりの前後にラーメンを食べることを考えると、やはり会場に近い場所のお店に行くのが無難です。

郊外にも有名点や美味しい店はたくさんありますが、これらのお店は車が無いと行くのが少々難しいです。

タクシーなどで行こうと思うとラーメン代金の何倍もの交通費がかかってしまいますし、有名店では寒い中店の外で長い時間待つ可能性も十分あります。

どうしてもそのお店に行きたい!というのであれば行くのも良いですが、雪まつりも楽しむことを考えると近場のお店がベター。

つどーむ会場は少し遠いですが、メインの大通会場とすすきの会場は近接しており徒歩圏です。

ホテルなどの宿泊施設もメイン会場の近くに取ることになると思いますから、これらを踏まえて計画を立てましょう。

総合的に考えると“札幌駅エリア”“大通エリア”“すすきのエリア”この3ヶ所からお店を探すのが良いでしょう。

 

 

札幌駅エリア

 

JR札幌駅のある札幌の中心エリアのひとつ。

直結する4つの商業ビルから構成されるJRタワースクエアがあり、若者を中心に賑わうエリアです。

メイン会場の最寄り駅“大通駅”からは1駅で、地下道でも繋がっているため行き来が非常に便利な場所でもあります。

当然ラーメン店も多く出店しており、商業ビル“エスタ”には『ラーメン共和国』という有名店が軒を連ねるフロアもあります。

迷ったらまずは『ラーメン共和国』に足を運んでみるのも良いかもしれません。

そんな札幌駅エリアでおすすめのラーメンをいくつかご紹介します。

 

 

『三代目 月見軒(さんだいめ つきみけん)』

 

 

昭和33年創業の老舗ラーメン店。

メンマ、チャーシュー、ねぎといったスタンダードな具の中央に、名前の通り綺麗なお月様のようなゆでたまごが鎮座します。

味もシンプルな昔ながらの札幌味噌で、甘みなどは少なく味噌本来の旨みを楽しむことができます。

本店は少し遠い場所にありますが、北口店は名前のとおりJR札幌駅の北口近く、高架沿いにありアクセスしやすくなっています。

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(出典:tabelog.com)

 

『ラーメン札幌 一粒庵(らーめんさっぽろ いちりゅうあん)』

 

 

一粒庵とかいて“いちりゅうあん”と読みます。

ラーメンの麺の原料である小麦の一粒一粒までも大事にしたいという思いから店名がつけられたそう。

人気メニューの『元気がでるみそラーメン』にはかつてアイヌねぎと呼ばれていた行者にんにくを使用するなど、道産食材をふんだんに使い、素材にこだわった一杯を提供しています。

またベースとなる味噌も“米こうじ味噌”を使っており、スープを飲むとほのかに香る麹の風味が口に残り、他では味わえない独特な味わいを演出しています。

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(出典:www.ichiryuan.com)

 


 

大通エリア

 

札幌市営地下鉄の全ての路線が通っているターミナル駅。

札幌の中心街で、札幌市民にとって“街”と言えば大通駅のこと指します。

雪まつりのメイン会場である大通公園の最寄り駅もここ大通りですね。

そんな大通駅周辺には言うまでもなく非常にたくさんのラーメン店がしのぎを削っています。

激戦区大通の中でもお勧めのラーメン店をご紹介していきましょう。

 

 

『喜来登(きらいと)』

 

 

大通駅からほど近いアーケード商店街“狸小路(たぬきこうじ)”の6丁目に店を構える老舗ラーメン店。

具材にはチャーシューではなくひき肉、混ざりきっておらず底のほうに味噌ダレが溜まっているスープ、という懐かしの札幌味噌を味わうことができます。

そして特徴的なのが通称“ねぎタワー”と呼ばれる丼に山盛りにされたねぎのトッピング。

これが非常に絶妙な按配でどんどん食べ進められてしまいます。

意外と札幌市民でも訪れたことのない人が多い店で、いわば隠れた名店というところ。

女将さんをはじめ店員さんは皆気持ちのいい接客をしてくれますのでとてもおすすめです。

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(出典:tabelog.com)

 

 

『糸末(いとまつ)』

 

 

喜来登の斜め向かいに位置する、こちらも老舗の札幌ラーメン店。

創業者が亡くなり多くのファンに惜しまれつつも閉店していたのですが、2013年に二代目店主により復活。

当時のレシピが残されておらず、伝統の味を再現するのに相当苦しまれたようで、開店当初、往年のファンからは「同じ味だ」「全く別物」「昔よりうまい」など様々な意見が。

個々人の記憶にある“昔の糸末”と“現在の糸末”が同じ味か違う味か、私達には知る由もありませんが、それでも提供されるラーメンの味はたしかです。

にんにくの効いた雑味の少ない正当派のスープは伝統的な札幌味噌そのもの。

多くの人に味わってもらいたい一杯です。

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(出典:tabelog.com)

 

 


 

 

すすきのエリア

 

言わずと知れた北日本最大の歓楽街。

東京の歌舞伎町、福岡の中洲と並び“日本三大歓楽街”と称されるすすきのには、多くの飲食店が集います。

当然ラーメン店も激戦を生き抜く名店揃い。

氷の彫刻を楽しんだあと、冷え切った身体を温めるのにふさわしい一杯をご紹介します。

 

 

『ひるがお』

 

 

2013年にオープンした新進気鋭ののラーメン店。

国道36号線に面した路面店で、わかりやすくアクセスしやすい場所にお店があるのも良いところ。

札幌のラーメン店は味噌、塩、醤油の3つの味を揃えているところが多いのですが、序列や優先順位でいうとやはりまず“味噌”があり、次に“醤油”、最後に“塩”という印象が強いです。

どうしても塩ラーメンはスタンダードになりにくいのですが、そんな中ここ“ひるがお”では堂々と塩らーめんの文字を掲げています。

東京の有名店『せたが屋』から派生した別ブランドのような位置づけなのですが、『ひるがお』に関しては東京店よりも札幌店が先に出店したとのこと。

ちなみにひるがおと言えば塩がメインですが、札幌らしく他店とは異なり味噌、醤油の各味も用意しているところが札幌ラーメンへのリスペクトを感じ好印象ですね。

メインの塩は“とろり白湯塩”と“キレ味塩”の二種類で、どちらも鶏ガラ、煮干し、宗田節など素材にこだわった深みのある味わいを楽しむことができます。

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(出典:tabelog.com)

 

 

『麺屋 雪風(めんや ゆきかぜ)』

 

 

すすきので一杯やった後に食べたい旨いラーメンといえばここ!と地元のファンに言わしめるのが“麺屋 雪風”です。

すすきのという土地柄上、営業が夜19時からという点には注意が必要。

ちなみに2014年、先ほど紹介した喜来登、糸末のある狸小路6丁目エリアに新店をオープンし、こちらでは昼の11時から雪風の味を楽しめるようになりました。

人気メニューの“濃厚味噌”は名前の通り、3種の味噌をベースにしたガツンと濃い味噌ラーメンで、身体の芯から温まる味わいです。

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(出典:tabelog.com)

 

 

 

 

いかがでしたでしょうか。

今回は雪まつりの前後に楽しめるラーメンということで、札幌の中心地区である“札幌駅”“大通”“すすきの”エリアにあるお店をご紹介いたしました。

また、その中でも是非“札幌の味噌ラーメン”を味わってほしいということで、伝統的で正統派な味噌ラーメンを提供する老舗を多く取り上げました。

雪まつりを楽しんだ後には、是非札幌味噌を堪能して、楽しい思い出に美味しい思い出を加えてくださいね。

 

 

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