嬉しい冬のボーナス!支給日はいつ?公務員と民間の厳しい実態も

社会・生活

 

師走も近づき公私ともに忙しい今日この頃… 

今年もこの時期がやってきましたね。

 

そう、『冬のボーナス』です!

賞与というやつですね。

クリスマスやお正月、忘年会に新年会…

子供の頃は楽しいイベント続きの時期でしたが、現代社会を生き抜く大人にとってはもっとも出費が多く厳しい時期でもあります。

 

身体も懐も寒くなる時期に支給される冬のボーナスは夏にも増して嬉しいもの。

特に社会人1年目は夏は寸志の場合がほとんどで、今回の冬のボーナスが初めての本格的なボーナスという新社会人も多いのではないでしょうか?

 

そんな年末の嬉しい恵み冬のボーナスですが、やはり気になるはその「支給日」や「平均額」ですよね?

自分や自分の会社のことはわかりますが、お金の話は親しい友人でも中々聞きにくいもの。

 

それでも世間ではいつ貰えるのか?どれくらい貰えるのか?と自分だけでなく、周囲のことが気になってしまうのも人の性…

ということで今回は気になる世間のボーナス事情を調べてみました!

 

 

支給日

 

冬のボーナス、なんといってもまず気になるのが“支給日”ですね。

いつ支給されるかで年末年始の予定や買い物など、予定も立てやすくなると思います。

 

毎月の給料日は会社の規模や業界のどの位置にある産業なのかなどである程度支給日が決まってくるわけですが、それではボーナスはどうなのでしょうか?

 

公務員の支給日は?

 

まずは公務員の支給日についてですが、

 

国家公務員は法律、地方公務員は条例によって定められ、期末手当・勤勉手当(略して期末勤勉手当ともいう)といい、6月30日と12月10日に支給されることが多い。支給額は、基準となる特定の日(基準日)に当該職に在籍しているかどうか、在籍している場合はその者の基準日以前の在籍期間によって算定される。
(Wikipediaより引用)

 

ということで、公務員の場合冬のボーナスは12月10日のようですね。

地域によって運営母体が違うから多少の差はあるとしても、民間ほどのばらつきは少なくほとんど横並びに支給されることでしょう。

実際、私の知人5人ほどに聞いてみても地域や職種に関わりなく全員12月10日とのことでした。

 

しかし公務員の場合は賞与と言わず期末手当・勤勉手当というのですね。

私は恥ずかしながら初耳でした。

たしかに業績が関係ない公の事業ですから、働きに対する手当というのがふさわしいのかもしれません。

 

民間の支給日

 

では一方の民間企業はどうなのか?というと、やはり公務員のように一斉に、というわけにはいかず各企業によってばらつきがある模様。

ただ、夏のボーナスが7月に支給されるところもままある中、冬のボーナスはほとんどが12月中に支給されるようで夏に比べればばらつきは少ないようです。

 

また12月第一週の金曜日に支給という企業も非常に多く、そうした状況をみると民間も公務員もそこまで差はないのかもしれません。

何かと入用な年末年始ですから、早めに貰えるのは有難いですね。

 

 

 

平均額

 

支給日と並んできなるのが“平均額”ですね。

自分はこれくらいだけど、周りはどれくらい貰っているのだろう…?

ということでこちらも調べてみたところ、これはさすがに民間各社で様々でした。

 

また公務員も同じ公務員だからというわけにはいかず、財政事情の明るいところと赤字続きで苦しい自治体では差があるようです。

財政状況の良い自治体や赤字・黒字が市区町村などに比べて注目されない特殊な職業、たとえば警察や消防士、刑務官などは比較的多めに貰えるようです。

私の知り合いには都道府県市区町村の職員や特殊職業の方がいますが、いずれも支給は4か月~4.5か月分と言ったところでした。

さすがに一部の大手企業にはかないませんが、大多数の民間企業よりは貰っているかなという印象ですね。

職業柄大変なことも多いですし最近は目の敵にされがちな彼らですから、これくらいは貰っても全く貰いすぎではないなと個人的には思います。

 

ところで民間はというと、こちらは様々なデータを入手することができました。

 

まず、日本経済団体連盟(経団連)の

「2014年年末賞与・一時金妥結状況」

発表によると、2014年の平均額は89万3538円で、5.78%増とのこと。

昨年から比べると大分景気も上向きになってきたのかな?というところですね。

 

ただ、この経団連のデータの調査対象となっているのは

「東証一部上場、従業員500人以上、主要20業種大手240社」

ということなので、日本の中でもごくごく一部の一流企業のみが対象です。

日本の企業の99.7%が中小企業と言われている中、上のような大手企業の平均はほんの一部の超例外、ということであまりあてにならないかもしれませんね。

 

また、主要なシンクタンクもそれぞれ調査をしていますが、

「夏のボーナスでは、企業規模が小さくなるほどボーナスの伸びが低くなる傾向があったが、冬ではその傾向が一層顕著になるだろう」

という見解を第一生命経済研究所は発表しているようです。

 

「円安で日経平均の株価も高値が続いているし売上も良いから今年はボーナスも増えるんじゃないか…」

と期待している方は、あまり楽観視しないのが賢明かもしれませんね。

 

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