地元を離れ都内など就職のため新社会人として一人暮らしをされる方や、行きたい大学が実家からの通える圏内になかったり通学時間を短縮したいという意向から大学進学を機に一人暮らしをされる方、ともに年々増加傾向にあるようです。
一人暮らしをするためには住む場所を決めなければいけません。
でもはじめて一人暮らしをする方は、何をどのように選んでいいかもイマイチわかりませんよね。
そんな人はじめて一人暮らしをされる方に向けて、私や友人の実体験に基づいて物件選びの上での流れやコツなどをアドバイスしていきたいと思いますので、ぜひ参考にしてみてください。
(出典:http://www.1hitorigurashi.com/)
物件の決め方の基準
さて、これから引越しを考えている方に聞きたいのですが、住みたい地域が確定したら、初めて住む家はどのような基準で選ぶのでしょうか?
今までに一度でも一人暮らしを経験して家に不満やこだわりが出てきた方は
「もっと駅近に」
「やっぱりベランダがある家がいい」
というように具体的な希望も見えて、など比較的簡単に物件が見つかると思います。
でもはじめて一人暮らしをする方は全く未経験の状態で物件を決めなければなりませんし、何を優先すべきかもわかりませんよね。
家族や友人も意見をくれると思いますが、住むのはあなた一人なので、しっかりと自分の判断で決めることをオススメしますよ。
今回はその判断の助けとなるよう、多くの人が悩むポイントについてメリットやデメリット、ポイントなどをあげて行くのでどちらが自分に合うか、考えてみましょう。
お風呂とトイレ
まず確実に分かれるのがUB(ユニットバス)でも行ける人、無理な人です。
ユニットバスとはトイレと風呂の仕切りがないタイプのことを指します。
ユニットバスのメリットは
・家賃が安くなってることが多い(風呂トイレ別と4000円くらいの差)
・シャワーをつかってトイレ掃除ができる
デメリットは
・トイレの閉鎖感がない
・トイレットペーパーが湿る
・うまく入浴しないとトイレが濡れる
・基本湯船は使えないことになる
こういった点があります。
本格的な入浴を楽しみたい場合は、トイレ風呂別物件でないと厳しいですね。
また、トイレ風呂別でも浴室に洗い場が無い物件などもありますから、お風呂にこだわる人はしっかりとチェックしてくださいね。
学校、勤務先までの距離に関して
近いと…
・登校、出勤しやすい
・昼休み、空き時間に気軽に帰宅でき、忘れ物などの場合にも便利
遠いと…
・(会社や学校がある便利な場所に対して)たいてい家賃が安い
・友人や同僚のたまり場になりにくい
こういった点があります。
便利なところは便利な故に人が集まりやすいものです。
利便性を取るかプライベートな時間や空間を確保するかで、この辺りの好みは変わってきますが、重要なポイントなのでよく考えてみましょう。
広さに関して
布団派かベッド派かをまず考えて、イメージしましょう。
布団派ならば6畳でも大丈夫かと思いますが、ベッド派の人はある程度の範囲はベッド置き場として消えることを頭に入れておきましょう。
6畳一間にベッドを置くとほとんどベッドに埋まるようなイメージですので、
「しっかりとしたベッドで寝たい!」
という場合は8畳以上の部屋か、1(L)DK以上でリビングと寝室が分かれている部屋がベターですね。
キッチンに関して
自炊をする、しないで重要度がまったく変わります。
まったくしない場合は最低限でも大丈夫です。
自炊をしていくつもりならば洗い場があまりに狭いと不便ですね。
またコンロが二口以上あるかで調理時の快適さや時間のかかり方が違います。
リビングとの仕切りの有無は確認しましょう、ない場合は臭いが流れていきます。
キッチン用品を置くスペースの確認はしましょう。
収納の広さ
意外と見落としがちなのが部屋の収納力です。
たとえモノが少ない人でも、収納0の物件はどうやってもまとまらないことが多いです。
安くてキレイな物件は収納がないことが多いので注意。
結局タンスやカラーボックスなど収納アイテムを買い足すことになり余計な出費が増えますし、スペースも取ってしまいます。
ベランダ、庭スペース
園芸を楽しむというよりは朝早起きが苦手な人は、ゴミ保管場所として活用できますので、モノを置くスペースとして考えましょう。
雨の日に洗濯物を干す手段の有無
ここはしっかりと確認しておきましょう。
梅雨など雨が続く場合は本当に洗濯物が乾かないので、下着などの替えが少ないととても困ることになります。
大きな物干しか、ひもを渡すスペースがあるかどうか見当をつけておくと良いでしょう。
また最近は24時間換気機能が付いていたり、浴室乾燥機機能があったりと洗濯物を乾かしやすい部屋も増えてきています。
浴室乾燥機がついている浴室にはたいてい物干し竿もついていて、洗濯物が非常に楽になります。
いかがでしたでしょうか。
今回は一人暮らしをするときに必ずチェックすべき項目をあげてみました。
以上のうち何点か譲れないポイントは決めておき、残りは家賃との兼ね合いで決めていくのがベストかと思います。
はじめての物件探し頑張ってくださいね。
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