5月に毎年やってくる1年に一度の大切な記念日といえば『母の日』ですね。
いつも支えてくれるお母さんに感謝の気持ちを伝えましょう!
…でも、母の日っていつなんだっけ?
母の日のようなタイプのイベントは毎年この日!というように固定されていないので、今年は何日かつい考えてしまいますよね。
そこで今回は母の日についての基礎知識をおさらいしていきたいと思います。
プレゼントを考える前にしっかり復習しておきましょう。
出典:母の日ギフト.com
母の日は何日?
『母の日』は毎年、「5月の第2日曜日」と定められています。
5月に入ってから2回目の日曜日が母の日ですね。
ですから、今年2015年の母の日は5月10日です。
ちなみに昨年2014年は一日遅い5月11日、来年2016年は5月8日になります。
こうしてみるとイースターほどではないものの、けっこう前後することがわかりますね。
とりあえず母の日は
「5月の第2日曜日」
ということをしっかりインプットしておきましょう!
そもそも母の日って何?
さて、ではそもそも母の日ってどんな日だか知っていますか?
漠然と祝ってきたけど、実はいつ、なんで始まったのか知らないという人も多いのではないかと思います。
でも実は母の日には由来となった感動秘話が存在したんです。
今から実に100年以上も前の1905年、アメリカのフィラデルフィアに住む一人の少女「アンナ・ジャービス」は最愛の母をなくしてしまいます。
母を愛していたアンナは1907年、母が健在の内に母を敬う機会を設けようと、積極的に運動を行っていきます。
これが「母の日」の原型とされています。
その後、運動はアメリカ中に広がり1914年に当時のウィルソン大統領が5月の第2日曜日を「母の日」として正式に祝日に採用します。
日本にはキリスト教が広まった明治末期から大正時代頃に母の日も持ち込まれましたが、昭和初期から終戦後しばらくの間は強い中央集権の影響もあってか当時の皇后様の誕生日である3月6日を母の日として祝っていたようです。
母の日の定番と言えばカーネーション
母の日に贈るものといえばカーネーションですよね。
これも、さきほどのアンナが母の追悼式の際に母が好きだった白いカーネーションを棺に入れたことに由来しているとのこと。
そのため、亡くなった母には白いカーネーションを、健在の母には赤いカーネーションを贈る風習ができたそうです。
最近では赤や白以外にも黄色や緑、ピンクと言ったカラフルなカーネーションも登場しています。
また、以前は花束を贈っていましたが今は鉢植えも人気だそう。
たしかに鉢植えのほうが長く花を愛でることができ楽しみが長続きしますよね。
いずれにしてもやはり母の日には感謝の気持ちを込めてカーネーションを贈りたいですね。
その他にプレゼントを用意するのも良いですが、一番わかりやすく気持ちが伝えられるのではないかと思います。
普段は伝えたくても中々照れくさくて伝えられないお母さんへの感謝の気持ち。
でも、母の日の由来や意味を知ったらちゃんと伝えなきゃ!と感じるようになったのではないかと思います。
1年に一度、恥ずかしがらずにお母さんへめいっぱいのありがとうを伝えましょうね!
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