今年も夏祭りに花火大会と浴衣の似合う季節になってきました。
せっかくですから女性だけでなく男性も浴衣を着て日本の夏を感じたいものですよね。
でも、普段から着るものじゃないだけにどうやって選んでいいか、どう着こなすのか意外と頭を悩ませる問題も多いのが浴衣というもの。
そこで今回は男性が浴衣を選ぶときの注意点や着こなしのポイントについてご紹介していきます!
浴衣ビギナーなメンズはぜひ参考にしてくださいね。
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何はともあれサイズが重要!
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洋服や他の衣装と同じように、浴衣もまずは何よりもサイズが重要です。
せっかくの素敵な浴衣もサイズが合っていなければ台無しなので購入前にサイズはしっかりとチェックしましょう!
一般的に浴衣の丈は身長からマイナス26.5cmが良いと言われています。
もう少しざっくりとした目安でいうと、ギリギリくるぶしが見えるくらいがちょうどいい長さ。
個人差がありますしベストなサイズを探すのは中々難しいかもしれませんが、S、M、L展開などで迷ったときはぜひ参考にしてください。
色、柄の組み合わせで印象も変わる
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やはり浴衣のコーディネートのメインは色と柄ですね。
浴衣だけでなく帯にも色や柄はありますから、その組み合わせ次第で同じ浴衣でも印象はガラッと変わります。
不安に思うかもしれませんが、普段のファッションの原則に当てはめてみればそんなに難しいことはありません。
シンプルで落ち着いた雰囲気にしたいなら同系色でまとめて、少し目立たせて周りと差をつけたいなら帯は浴衣と反対色のものを選んで差し色を入れましょう。
また最近ではセット売りのものも多いですから、最初からセットになっているものを選べばコーディネートに自信が無くても無難に仕上げることができます。
足元にも気を配って
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浴衣と帯が決まったら次に考えたいのが足元です。
せっかくの浴衣ですから、足元にもしっかりと和を取り入れましょう。
浴衣に合う履物と言えば雪駄か下駄のどちらかになるでしょう。
鼻緒の部分の色や柄一つでもずいぶんと全体の雰囲気も変わりますからできれば購入前に浴衣や帯と合わせてチェックしたいところ。
とはいえ男性用の履物は全面に装飾が施されているものなども多くなく、女性のものにくらべて全体的に無難なデザインになっていますのでどんな浴衣に合わせてもそうそう外すことはありません。
それよりは普段慣れていない履物で歩くということを考えて、歩きやすさや疲れにくさを考慮して選んでください。
とくに鼻緒の部分が擦れて痛くなることが多いので可能であれば実際に足を通してチェックしてみて。
痛くなりそうな場合はあらかじめ絆創膏などで覆っておくのもポイントです。
小物遣いが差をつけるポイント!
意外と差がつくのが小物遣いです。
女性に比べて男性は持ち物が少ないため、普段から鞄などを持ち歩かない人も多いので気づきにくいポイントかも。
手ぶらでいけるなら良いですが、携帯電話やお財布くらいは持ち歩きたい人も多いですよね。
洋服のときはポケットに入れて手ぶらで歩く、なんてことも可能ですが浴衣の場合は中々そうもいきません。
最低限の荷物を収納するための巾着などを持ち歩くとまた一段お洒落な雰囲気になります。
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あるいは扇子などを帯に挿すのも粋で素敵ですね。
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扇子であおぐと夜風の心地いい涼しさを感じることができて思っている以上に快適なものですよ。
巾着にしても扇子にしても見た目以上に便利なものなので、実用性も考えてしっかりと用意したいところです。
粋な着こなしコーディネート実例!
ここからはかっこよく浴衣を着こなしている男たちの実例をご紹介していきたいと思います!
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青や黒に偏りがちな男性の浴衣で、赤い帯とだるま柄の巾着が粋な組み合わせ。
コーディネートそのものはシンプルで王道なので初心者でも真似しやすいはず。
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大きくインパクトのある柄に、ハットとメガネを合わせてオシャレ上級者に。
古風な二枚歯下駄も合わさることで洗練された絶妙な雰囲気を醸し出します。
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肌着にカラーTシャツを着て、足元も雪駄や下駄ではなくサンダルという非常にカジュアルなコーディネート。
上手くやればラフ感が心地よく思えますが、ただ単に着こなしのルールがわかっていない・無頓着なダサい人にもなりかねないので注意が必要かも。
出典:www.otokokimonokato.com/omoura.html
今度は浴衣の下にワイシャツを着ることで、和と洋が絶妙にマッチしたモダンでフォーマルな雰囲気を醸し出します。
さらに下駄にも足袋を合わせることで差し色のアクセント入れるなど、細部まで考え抜かれたコーディネートです。
今回は男性の浴衣の着こなしや選び方についてご紹介しました。
浴衣はいつも着るものじゃないだけに色々と不安があると思いますが、ポイントを抑えればそれほど難しいことはありません。
基本をしっかりマスターして、今年の夏は粋な男を目指しましょう!
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