続・恋愛に効果てきめんな悪魔の心理学テクニック7選!

雑学・その他

 

年齢性別を問わず、皆の共通の悩みと言えば“恋愛”ですよね。

前回はそんな悩めるあなたの助けとなる心理学のテクニック7つをご紹介しました。

 

前回の記事:『恋愛に効果てきめんな悪魔の心理学テクニック7選!』はコチラ

 

今回は第二弾ということで、より実践的で踏み込んだ内容をお話していきます。

気になるあの人を上手くデートに誘い出す方法や、相手の気持ちをあなたへ向かわせる魔性のテクニックが今回も満載です。

この記事で中々思うように進まない恋愛を進展させるきっかけを掴んでくださいね。

 

イエス・セット話法

 

『イエスセット話法』とは、イエスの法則とも言い、相手から“イエス”という答えを引き出すテクニックです。

相手に“イエス”と言ってもらえる会話を投げかけ、その中に本当の目的を織り交ぜ同意を得るというもの。

イエス(同意)のセット(心構え)をさせて、要求を通すことからこの名前がつきました。

たとえば、相手をカフェに誘いたいときに

A「今日は暑いね」

B『そうだね』(1回目のイエス)

A「冷たい飲み物が飲みたくなるね」

B『いいねー』(2回目のイエス)

A「アイスクリームも食べたくなるよね」

B『ひんやりして最高だね』(3回目のイエス)

A「ちょうど向こうにカフェがあるから涼もうよ」

B『行こうか』(4回目もイエスと言ってしまう)

このように、予め何度か会話で同意を得ておけば、最後の要求も通しやすくなるということです。

人間には“一貫性の法則”というものがあり、何度も同意を繰り返しているとその後も思わず同意をしてしまう、断りにくくなってしまう…

という心理を巧みに利用したのがこの“イエスセット”ということになります。

 

 

アンカリング効果

 

『アンカリング効果』とは、人がある物事を判断する際には、最初に見た数字や文字、特徴などが基準(アンカー)になり、その情報を特別に重視してしまうという心理状態のことです。

海に投げ入れるアンカー(いかり)が名前の由来です。

“記憶と情報の関連付け”ということですね。

また、これをさらに発展させていくと、特定の条件・情報を目にしたときあるいは耳にしたとき、反射的にその情報を思い出してしまうということにもなります。

いわゆる“パブロフの犬”状態です。

昔流行った歌を聞くと当時の思い出が蘇ったり、懐かしい匂いをかぐと若かったあの頃を思い出す、といったことはないでしょうか。

これは、その当時あなたが無意識に記憶の中にアンカーを打ち下ろしていて、トリガー(引き金)によってその記憶が呼び起されるというものです。

この場合は音楽や匂いがトリガーとなっているわけです。

これを恋愛にうまく応用して、あなたのことを相手に印象付けるのです。

たとえば、いつも同じ音楽を好んで聞いている、だとか、決まった香水をつけるなど

『あなたといえば“コレ”』

というアンカーを相手の記憶に打ち込むわけです。

人は他の情報と一緒に記憶するとその記憶が強くなるということが証明されています。

香りつきの消しゴムの匂いを嗅いで勉強した子供がその匂いを嗅ぎながら試験を受けた際、そうでない子供と比べてテストの成績が良かったという実験もありました。

消しゴムの匂いをアンカーとして打ち込み、またそれが試験の際にはトリガーとなり、試験に関する記憶が呼び起されたわけですね。

このように匂いは強烈に記憶と結びつきますから、相手に会うたびに香水を身につけたり柔軟剤の香りにこだわったりしてみてください。

あなたのことを強く連想させる何かを作りましょう。

 

 

フット・イン・ザ・ドア(foot in the door)

 

『フット・インザ・ドア』とは、まず小さな要求を相手に飲ませ、徐々に大きな要求を通していく、というセールスでもよく用いられるテクニックです。

セールスマンが足をドアに踏み入れ、家に上げてもらえさえすればその後のセールスも上手く行く、という意味からこの名前がつきました。

たとえば、どんなに良い商品でもいきなり『買いませんか?すごくいいですよ』といっても中々売れません。

それを、

 

販売員「試食だけでもいかがですか?美味しいですよ」

あなた「(試食だけなら…)ありがとうございます」

販売員「美味しいでしょう?」

あなた「そうですね」

販売員「よかったらおひとついかがですか?」

あなた「(試食もしちゃったしなあ…)じゃあひとつください」

こういった経験はありませんか?

これはまさにフット・イン・ザ・ドアを利用した例です。

また、さきほど紹介した“一貫性の法則”により、最初の要求を受け入れたため後の要求を断りづらくなったという側面もあります。

さらに人には“好意の返報性”というものがあり、好意を受けるとそれを相手に返してしまう心理をも持っています。

このように様々なテクニックを組み合わせセールスは成り立っているわけです。

これは当然恋愛にも応用できますよね。

いきなり泊りがけのデートに誘うのは無理なので、ごくごく小さな内容から誘い、徐々にレベルをあげていくのです。

 

「お茶しようよ」が受け入れられたら

「映画に行こうよ」も受け入られるようになり

「家においでよ」も最後には受け入れられるようになるわけです。

 

ドア・イン・ザ・フェイス(door in the face)

 

『ドア・イン・ザ・フェイス』とは、まず過大な要求を提案し、その後に本来の要求を通すというテクニックです。

先ほどの“フット・イン・ザ・ドア”と対をなすものだと考えるとわかりやすいです。

先ほどの場合は、まずお茶から始めて、食事、泊まり、という段階を踏んだのですが、今回は反対に

『泊りがけで旅行に行こうよ』

といきなり誘います。

相当親密でない限り、いきなり旅行というのはハードルが高いため断られる可能性が高いわけです。

しかしこの場合当然断られることは想定済みで(もちろんOKを貰えればラッキーですが)、そのあとに

「じゃあ映画でも見に行こうか」

と誘うことで、旅行よりもハードルが低く、また先ほど断った後ろめたさからも要求を受け入れられやすくなるということです。

もしこれが仮に断られてしまったとしても、その場合はさらにハードルを下げ、

「じゃあ軽くお茶ならどう?」

と誘えばいいわけです。

千里の道も一歩から、簡単に諦めずに粘り強く交渉することがビジネスだけでなく恋愛でも必要なわけですね。

 

 

ダブルバインド

 

『ダブルバインド』とは、相手に2つの異なった選択肢を与え、そのどちらを選択しても得たい結果を得るためのテクニックです。

日本語に訳すと“二重拘束”ということになり、2つの選択肢で相手を縛り、誘導するというものです。

たとえば、

「明日食事にでも行かない?」

と相手をデートに誘ったとします。

そうすると、相手の選択肢は

「行く」

「行かない」

の二択になってしまうため、断られる可能性も十分にあるわけです。

これを

「明日か明後日、食事に行かない?」

とすることで、相手の選択肢は

「明日行く」

「明後日いく」

の二択になるので、デートの約束が成功する確率が飛躍的に向上するわけです。

相手からNOの選択肢を奪ってしまい、約束を取りつけるのに有効な手ですね。

 

 

ロミオとジュリエット効果

 

『ロミオとジュリエット効果』とは、特定の目的がある場合に、その目標を達成するためには障害があったほうが結果的には困難を乗り越え達成しようとする気持ちが強くなる心理のことを言います。

心理学者ドリスコールが男女のカップルで実験した結果をもとに命名したものです。

名前や実験からもわかるように、この“ロミオとジュリエット効果”は恋愛の場においてとてもはっきりと表れます。

たとえば、両親が結婚に反対するとかえって結束が強くなり駆け落ちしたり、いけないとわかっても燃え上がってしまう不倫のような“禁断の恋”が順風満帆な恋よりも男女間の仲が深まることはなんとなく想像がつきますね。

この“ロミオとジュリエット効果”を恋愛に効果的に取り入れるには、たとえば二人で共通の目的を持ってそれを達成すると良いですね。

たとえば今の状況では経済的に厳しそうな金額設定で豪華な海外旅行に行くために、節約を心掛けたり仕事に打ち込んだり、何か明確な目標設定をすることで二人の結束が深まります。

また、自分への気持ちをより盛り上がらせるためには、自分に接するためへの障害を相手に設定します。

たとえば、相手との約束を簡単に受けず、約束をしても待ち合わせに多少遅れたりと相手の気を揉ませます。

そうすると当然相手はイライラした気持ちをもつわけですが。

「イライラするのに待ってしまう、そんなに好きなのだろうか」

と相反する気持ちに戸惑い、結果としてあなたのことをより強く意識するようになります。

もちろんやりすぎると相手の信頼を損ねたり、相手があなたを諦めてしまうのでさじ加減には気をつけてくださいね。

 

 

ハード・トゥ・ゲット・テクニック(hard to get tequnique)

 

『ハード・トゥ・ゲット・テクニック』とは、手に入れるのが困難であるほど、価値が高いと認識しより求めてしまうという人間の心理を利用したものです。

セールスの場でも日常的に用いられています。

「期間限定!今回を逃すと手に入りません!」

「○個限定」

などといったものです。

これは恋愛においても有効で、あなたが希少価値の高い存在であると相手に認識させることで、相手はあなたを手に入れようとやっきになるわけです。

自分が“高嶺の花”であるという演出をするわけですね。

具体的には、相手の要求を簡単には受け入れず、こちらが主導権を握ることで中々思い通りにはいかない相手だと認識させれば良いです。

たとえば、

相手「○日に遊びに行かない?」

あなた「ごめん、その日は予定が入っているんだ」

 

など、多忙であることをアピールしつつ、相手の約束を一度断ってみてください、

また、近頃は携帯電話の普及ですぐに連絡つくようになり、LINEなどで気軽に交流できる時代ですが、このテクニックを使うならすぐに連絡は返さないことです。

いわゆる“既読スルー”をあえておこない、時間差で連絡を返すようにしてみてもいいかもしれません。

ただしこのテクニックもやりすぎると相手が去ってしまいますので、使い過ぎは禁物です。

 

 

いかがでしたでしょうか?

今回は今すぐにでも使える、より実践的なテクニックとその例をご紹介しました。

 

もちろんこれをやれば必ずうまくいく!という単純なものではありません。

人間の心理は複雑で、色々な感情が複雑に絡み合っているものです。

 

だからこそ少しでも気になるあの人を振り向かせたいと思うものですよね。

今回ご紹介したものは先ほどもお話ししたように、いくつか組み合わせるとより効果を発揮するものもありますから、相手との普段の交流の中で上手に取り入れてみてください。

あなたの素敵な部分をより魅力的にアピールして、あの人を虜にしてしまいましょう。

 

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