慌ただしい4月も終わりようやく一息つけると思ったら、何となく体の調子が悪い…なんてことはありませんか?
それ、早めの夏風邪かもしれません!
風邪と言えば冬にひくものなんて思っている人もいるかもしれませんが、冬には風邪をひかないのに夏風邪にかかってしまうというという人も意外にいます。
特に、気が緩みがちで油断してしまい、また季節の変わり目でもある5月頃から風邪をひく人が最近はとても多いんです!
また、夏風邪は冬の風邪とは原因や症状が違うため、冬と同じ対処では通用しません!
そこで今回は夏風邪特有の原因とその対策をご紹介します。
今の時期、ちょっと風邪をひいたかな?と感じている人は正しい知識で早急に対策をしましょう!
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出典:irorio.jp
そもそも風邪って何?
そもそも風邪って何か知っていますか?
『風邪』とは呼吸器系の炎症症状の総称です。
つまり鼻水やせき、のどの痛みやそういったものから派生して起こる頭痛、発熱などの症状を起こすものを全部ひっくるめて風邪と呼ぶんです。
だから風邪と一口に言っても原因はひとそれぞれで、たとえばインフルエンザであればインフルエンザウイルスというように特定のウイルスや菌が原因ではないんです。
何でも風邪の症状を引き起こすウイルスは200種類もいるとのこと!
だから実はとても複雑で難しい病気なんですね。
夏風邪とは?
さきほどもお話ししたように、風邪をひきおこすウイルスはたくさんいます。
そのときどきの気候に応じて様々なウイルスが活動するので、年中風邪をひく可能性があるということです。
たとえば冬の風邪は乾燥した空気で活動が活発になるウイルスが原因で、反対に夏風邪の原因となるウイルスは高温多湿を好む傾向があります。
だから夏風邪には夏風邪に合った対処が必要になるんです。
夏風邪の対処法
ここからは夏風邪に合った対処法をご紹介していきます。
どれも大事なのでしっかり目を通しておいてください!
【免疫力を高める】
夏風邪の原因となるウイルスもたくさんいますから、これといった残念ながら特効薬はありません。
ですから基本的には自分の免疫力でウイルスを撃退するしかありません。
免疫力を高めるために規則正しい生活を心掛け、栄養補給と休息を欠かさないようにしましょう。
ただし消化という行為はとてもエネルギーを消費するものなので、食べ過ぎには注意です。
消化に良いものを中心に摂り、水分補給も忘れないようにしてください。
【エアコンの使い過ぎに注意】
暑いからと言ってエアコンを使い続けていると、空気が乾燥しそれだけで免疫力低下の原因になります。
また屋外と室内の気温差が激しいと自律神経に異常をきたし、これもまた免疫力低下や体調不良の原因になります。
そうして体が弱ったときにウイルスに感染してしまうので、エアコンを24時間稼働させるようなことはやめましょう。
【解熱剤・下痢止めは慎重に】
夏風邪の症状として多いのが、エンテロウイルスやアデノウイルス、コクサッキーウイルスによる「発熱」「のどの痛み」「下痢」です。
特に発熱や下痢は辛い症状なので薬に頼りたくなってしまいますが、すぐに服用するのは避けたほうが良いでしょう。
発熱や下痢は身体がウイルスと戦い、ウイルスを体から排出しようとする免疫反応なのでそれを抑え込んでしまうとかえって症状が長引いてしまいます。
解熱剤や下痢止めはどうしても辛くて耐えられないときにだけ飲むようにしましょう。
【お風呂は入っても大丈夫】
風邪のときはお風呂に入ってはいけない!と昔から言われていますが、実は熱がひどくないときには入っても大丈夫なんです。
皮膚に汗と一緒に付着したウイルスを洗い流す効果があるのでかえって入ったほうがいいくらいだとか!
気分転換にもなりますから、適度に入浴をしてみましょう。
ただし湯冷めは症状が悪化する危険性がありますし、入浴は体力を消耗しますから、熱や疲れがひどいときは控えるようにしましょう。
今回は夏風邪の原因と対処法についてお話ししました。
最近は夏の訪れが早く夏の期間も長くなってきていますから、5月頃から注意が必要です。
普段から体調管理には気をつけて、もし夏風邪かな?と思ったら早めの対処を心掛けましょう。
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